健康保険料の扶養
社会保険とは、社会保険・保健・公的扶助・社会福祉などのような社会保障の分野の一つです。国民が生活する上で、疾病、老齢、
失業、労働災害、介護などのような事故、すなわち「リスク」に備えが必要です。そこで、事前に強制加入の保険に加入することによって、
事故が起こった際、現金又は現物給付によって生活を相互扶助で保障するわけです。ちなみに、医療保険、介護保険、
労災保険(療養費)は現物給付、年金保険、雇用保険、労災保険(療養費以外)は金銭給付となります。
扶養の本来の意味は、生活の面倒を見ることですが、所得税と社会保険では、その定義が異なります。所得税では
「生活の面倒を見てもらっている親族」で、その年の1月から12月までの合計所得金額が38万円以下(給与収入であれば103万円以下)
の人をいいます。社会保険では、親族が被扶養者として認定されると、保険料を払うことなく保険給付を受けることができます。
被扶養者になれる親族の範囲は、生活の面倒を見てもらっている次の人(父母、祖父母などの直系尊属/内縁関係を含む配偶者/子や孫および弟妹)
と、同居しかつ生活の面倒をみてもらっている次の人(1.以外の3親等以内の親族/内縁関係にある配偶者の父母及び子)になります。
健康保険料の扶養制度は、扶養に入ったら健康保険料が高くなってしまうのではないかと不安に思っているケースも多々あります。
実際には高くなったりすることはありません。毎年4月から6月にかけて受け持ちの社会保険事務所等に書類を提出して健康保険料が
算出されます。
また扶養に入る人の数などで健康保険料が変わらないため、もし高くなる可能性があるとすれば扶養者が臨時で給与が上がった場合など
収入が増えれば健康保険料が高くなります。
健康保険料が扶養に入ることによってメリットがあり、例えば扶養に入る人が専業主婦であればその夫は配偶者控除を受けられるように
なるため、最終的に年末調整のときに納めた税金が多く戻ってくることになります。
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傷病手当などの情報を得ることで、よりよい生活を迎えることができます。
社会保険料のしくみ
健康保険料の仕組みをしっかり把握することで、社会保険料の扶養制度や計算方法についての考え方が変わってきます。
扶養に入ることによって健康保険料が高くなることはなく、逆に配偶者控除によって大きなメリットを得ることができます。
健康保険料の計算方法を把握していれば、余計にお金を払ったりすることがなくなりますのでそのお金を他のものに回すことができます。
私たちが生活していく上で必ず関わっていくことになる健康保険料はとても大事なものです。
これから少子高齢化社会がどんどん加速度的に進むことや年金問題を背景に、健康保険料の仕組みが変わっていくことが考えられますが、
しっかり把握してよりよい生活の向上に役立てましょう。