先物取引の仕組み
先物での期近と期先の価格差は、それぞれの満期日が固定されているので、日数の差は、
いつまでたっても変わりません。価格差を動かすのは、金利の変化、予想配当金の変化の二つだけとなります。
為替先物の期近・期先の鞘も、株式先物と同じように決まります。売っている通貨の金利分だけ先物は安くなり、買っている通貨の
金利分だけ先物は高くなるというわけです。
日経平均と言う株の銘柄があるとして、この株を信用取引出来るのは大阪証券取引所、現物取引出来るのは東京証券取引所だけに
決められているとし、信用取引を先物、現物取引を現物とします。
今この株を16000円で現物と先物を買って17000円で1ケ月後に売るとします。どちらの利益が大きいでしょうか。
信用では金利を払う必要がありますからこれは現物になります。
したがって同じ16000円で買っても信用では16000で買ったことにはならず、16050円とかになるわけです。
よって1ケ月後に決裁するなら同じ銘柄を現物で買っても先物で買っても同じだけど金利分だけ先物が高いのが普通(決算期を除いて)
となります。
二つの価格の差が70円あるとします。今日は金利の差額は50円のはずだから高いほうを売って安い方を買って決裁すれば
20円幅儲かることになります。
先物取引と原油
現物としてのWTI原油はアメリカの内陸部で生産され、パイプラインで北東部に送られるアメリカ国内の地域限定原油です。
生産量も日量50万バレル程度、これは米国石油消費量の2.5%程度にすぎず、輸出港も持ちません。
この現物の姿を見ていると、原油が世界の原油価格の指標となるとは思えません。
しかし、これがNYMEXで先物として上場されると姿を一変します。取引量は一日あたり2億バレルにもなり、これは、地球上の
全原油生産量の2倍を超えることになります。
数は力です。NYMEXという市場によってWTIは一地方の原油から世界の石油需給を反映すべき商品として評価されたわけです。
世界中に米国のWTIとならんで、欧州のブレント、アジアのドバイという、3大マーカー原油が存在し、それぞれの地域の
石油製品価格はその地域の原油価格を参考に値決めがされていき、他の2つのマーカー原油や各地域の石油製品価格は、
この巨大市場であるNYMEXで決定されたWTI価格を基準として、運賃や品質格差や需給バランスから理論値が導き出されます。
先物取引の用語・確定申告・被害・値段・金・とうもろこし・フジ・弁護士・商品・税金・比較・相場・原油・
仕組み・チャートなどの最新情報をキャッチしておくことは非常に重要です。