一目均衡表の特徴
一目均衡表は、一目山人(細田悟一)氏が考案した、日本を代表するチャート分析手法です。一目均衡表は
まだコンピュータのなかった昭和初期に多くの人手をかけて開発された時間の概念を取り入れたチャートで有名です。
株式やFXのチャート分析手法は基準線、転換線、遅行スパン、および先行スパンAと先行スパンBで作成される抵抗帯(雲)と
呼ばれる価帯を、ローソク足と比較することで、価格水準を判断します。相場は、均衡が崩れたほうに動くという考えに基づいています。
株価が雲より上に位置すれば下値支持帯、抵抗帯より下にあれば上値支持帯といい、 雲の厚みが抵抗力の強弱を示しています。
雲と呼ばれる、先行スパン1と先行スパン2に挟まれた地帯が、支持帯、抵抗帯とされるのは、株保持者の購入価格帯を
表しているためで、雲の厚みは、たとえ厚くても出来高が少なかったり、薄くても出来高が多いこともあるため、実際は、
価格帯の広い狭いのみを表していることを理解した上での判断が必要となるため、デイトレードなどでも注意が必要です。
一目均衡表の基本では、転換線が基準線を上に抜けると買い、下に抜けると売りとされます。非常に簡単ですが、
過去26日間の売買価格帯に対しての、過去9日間の売買価格帯の高い・低いを示しており、転換線の上抜けは買い傾向が強くなっており、
下抜けは売り傾向が強くなっていることを意味します。出来高を考慮していないため、買い圧力売り圧力の強弱までは判断できないのが
デメリットです。このトレンドの意味を理解した上で、売買シグナルとして判断することが大切になります。
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一目均衡表と株価チャート
転換線と基準線は一目均衡表における補助線で、
転換線=(過去9日間の最高値+最安値)÷2
基準線=(過去26日間の最高値+最安値)÷2
基準線と転換線と価格の位置関係によって、トレンドを把握することができるため、株・FXのデイトレなどで一目均衡表だけで稼いでいる人も
多いです。
一目均衡表の発表は昭和10年であり、新聞紙上に「新東転換線」という名称で発表されました。 買い方と売り方の両者の均衡が
破れた方向へ相場が動く、一目瞭然でそれが分かる、ゆえに「一目均衡表」と名づけられたわけです。
この指標は「いつごろ上がるか、下がるか、値幅はどれくらいかが分かる」メリットがあり、
そこまで使いこなすにはかなりの研究が必要になりますが、基本を抑えるだけでも売買の強い味方となります。
場分析の書籍の中で、均衡表は、まさに桁外れの存在である。思えば均衡表の本を手に取ることがなかったならば、現在の私はおそらくなかったであろう。時間論からくる均衡表独特の「変化日」が、相場の世界で共通語として語られ始めた。
また、相場の価格を予測する「計算値」も均衡表の概念そのものが提示される機会が増えている。欧米にもない独創的な均衡表の理論だけで、相場分析の大半を可能とするだけに多くの人たちが注目している。